スターバックスで実際にどのサイズを注文するとお徳になるのでしょか?
2007年に発売された書籍「スタバではグランデを買え!」ではグランデでした。
もちろん今は、ベンティがあるのでベンティなのでしょう。
容量と価格、1mlあたりの価格比較
定番のホットラテで比較してみます。
Grande ¥400 470mi 0.85
Venti ¥440 590ml 0.74
サイズ | 価格 | 容量 | 1mlあたりの価格 |
Short | ¥320 | 240ml | 1.33 |
Tall | ¥360 | 350ml | 1.03 |
Grande | ¥400 | 470ml | 0.85 |
Venti | ¥440 | 590ml | 0.74 |
ショートとベンティを比較すると、1ml当たりの価格がおおよそ半分になります。
120円で倍以上の容量ですから、お徳なのは当然ですね。
値段の差は何を意味するのか?
実際、コーヒー豆や水の原価というものはたかが知れています。
一応、ショート・トールにはエスプレッソショット1杯、グランデは2杯、ベンティは3杯です。
でもエスプレッソに使う豆は深く炒るので品質はあまりこだわる必要が無く、それほど高価ではない豆をつかいます。
(・・・豆にこだわらないからエスプレッソになっているわけです。)
恐らく20-30円ほど。
ショートでもベンティでもほとんど変わりません。
それに、人件費もショート1杯とベンティ1杯で作る時間は同じくらい。
まあ強いて言えばカップに注ぐ時間が数秒違う程度。
量が2倍以上ですが、別の種類のドリンクを頼むよりも確実に早いです。
なので人件費もさほど影響がありません。
ほとんど変わらない時間&人件費に、数円単位の原材料費・・・
ということは、価格差の120円の多くは、お店が儲かる仕組みになっているわけです。
「スタバではグランデを買え!」でなんとなくお徳になるのはグランデ(ベンティ)と思われがちですが、実は大きいサイズで注文すると一番トクするのはお店だったんです。